【初心者向け】FXや仮想通貨チャートの「移動平均線」とは?  

【初心者向け】FXや仮想通貨チャートの「移動平均線」とは?  

FXや仮想通貨における相場を表す指標の一つに「移動平均線」があります。これは様々な相場において行われるテクニカル分析の指標の一つになります。この移動平均線がどういった指標なのか、またどのように活用すれば良いのかを本記事では解説いたします。


移動平均線とは?

移動平均線とは一定の時間スパンにおける平均価格(平均価格は基本的に各時間の終値)を算出し、その平均価格を線でつないで値動きのジグザグを均したものになります。

この移動平均線はFXを始めとして、株式市場など様々な相場のトレンドを掴むために用いられているテクニカル分析の中で最もポピュラーなものになります。


移動平均線は様々なトレードツールから簡単に呼び出すことが可能です。

移動平均線の見方

移動平均の時間スパンなどを解説

移動平均線を表示させる際に確認しておきたいのが「表示しているチャートの単位時間」「移動平均を取るスパン」の2つです。

上記のチャート画面を見てみましょう。


上記のチャートは1つのロウソク足は1時間スパンを表しています。そして①の線では時間単位では10単位を示しているので、移動平均線は10時間平均の移動平均を表しています。この時、時間単位が30単位の場合は30時間の移動平均を表しています。

このように移動平均線は「表示しているチャートの単位時間」×「移動平均を取るスパン」の時間平均を取るグラフになります。


移動平均線を描画する場合、さまざまな種類があります。その種類を次の章で解説します。

移動平均線の種類

単純移動平均(SMA: Simple Moving Average)

このSMAは最もシンプルでポピュラーな移動平均線になります。SMAは計算の対象となる期間の平均をとり、期間をずらしながら平均をとります。

例えば表示する時間スパンが1日で時間単位が20だとすると20日の移動平均線を描きます。

この平均方法では、過去の終値から現在の終値を等しく平均しています。そのため形成される平均線は滑らかに描く傾向にあり、トレンドを非常に視覚的に捉えやすいとされています。


ですが時間スパンが大きければ大きいほど、直近の値動きに関する平均線の変動が鈍く、初動が遅くなる傾向にあります。

加重移動平均(WMA: Weighted Moving Average)

加重移動平均は直近の終値に関する重みを大きくした移動平均の手法になります。


重みに関する概念図は上のようになります。このように過去の終値に関する重みを小さくして、直近の値動きに関する重みが大きくなります。SMAに比べて直近の値動きを重視するためにSMAの欠点である直近の値動きにもしっかり反応します。

ですが、トレンドの転換点を捉えるには分かりにくい傾向にあります。

指数平滑移動平均(EMA: Exponential Moving Average)

指数平滑移動平均線は加重移動平均と同様、直近の終値に関する重みを大きくした移動平均の手法になります。違いは重みの付け方にあります。


重みに関する概念はWMAの章で示した通りです。このように過去に遡れば遡るほど重みの値は小さくなり、直近の値動きに関する重みがWMA同様大きくなります。指数平滑平均では、平均の重みを図の形で取るため、WMAに比べて過去の平均も取るような動きになります。


こちらもWMAと同様にトレンドの転換点が分かりにくい傾向にあります。

ゴールデンクロスとデッドクロス

ゴールデンクロス

ゴールデンクロスは短期移動平均線が長期移動平均線に対して図のように上抜けしたケースを指します。


この指標は相場のトレンドが上げ相場に転換したポイントとみられ、テクニカル指標として用いられるものとして最もポピュラーなものになります。

このシグナルは買いトレンドとしてしばしば用いられます。

デッドクロス

デッドクロスはゴールデンクロスと反対に短期移動平均線が長期移動平均線に対して図のように下抜けしたケースを指します。


この指標は相場のトレンドが下げ相場に転換したポイントとみられ、このシグナルは売りトレンドとしてしばしば用いられます。


ゴールデンクロスとデッドクロスは度々テクニカル分析の基本的な指標として用いられています。

まとめ

移動平均線はその種類や時間スパンの選択によって様々な側面を持ちます。テクニカル分析をする上級トレーダーの方でもしばしばこの指標を使ってトレードを行っており、移動平均線の研究を日々行なっている方もいらっしゃいます。


トレード初心者の方も、テクニカル分析を行うための第一歩と言われるもののため、ぜひやってみてはいかがでしょうか。

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